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終わったやつが始めたブログ

大学卒業に9年かかった男の考えていること

29歳になったのでブログ開設してみました

27歳といえば、カート・コバーンジミ・ヘンドリクスジャニス・ジョプリンエイミー・ワインハウスなど、著名なミュージシャンが亡くなった年齢です。都市伝説的にいえば、悪魔の契約とかいわれているやつです。

 

じゃあ29歳はというと、フジファブリック志村正彦が亡くなった年齢です。
志村が亡くなった2009年は在籍中の大学を休学し、縁あった都内の編集プロダクションで朝から晩まで働いていた年でした。

 

この年は5月に忌野清志郎が、6月にマイケル・ジャクソンが、7月にアベフトシが亡くなったという年で、僕にとってのロックスターが一気にこの世を去った年でもあります。

 

中でもアベと志村の訃報のショックは凄まじいものがあり、仕事中に「ううっ」と涙をこぼした記憶があります。

少年が仮面ライダーやスポーツ選手に憧れるように、僕にもロックスターに憧れた時期がありました。それはバンドをかじったことのある男性なら誰しもが通る道で、多くの場合は自分にはそうなれる素質がないと諦めて自然とプレイヤーを辞めていきます。御多分に洩れず僕も大学入学を機にバンドをやめました。

それでも音楽を聴くことはずっと好きで、日々ダラダラヘラヘラ過ごしながらも「俺はこんなもんじゃない」とか「本当に欲しかったものはこれなのか?」とか自問自答して苦しんでいるときに、それらを吹っ飛ばしてくれるカッコイイ音楽を探して、見つけて、何度も聴いて、なんとか前に進もうとしていたような気がします。

 

しかし、楽な方に楽な方に流れていった僕はいつしか前に進むのをやめ、休学を含めて5年も余分に大学に通うことになります。他の人より5年も多く大学生として過ごす間に多くの友達を失い、恋人に別れを告げられ、全般性不安障害というギャグみたいな名前のうつ病を患い、身も心もボロボロになった状態で都落ちをし、かろうじて卒業した後も実家でうだつの上がらない日々を送っています。

 

ではなぜそんなやつが今さらブログを始めたかというと、それは自分を救うためです。昨今のSNSは本当に思っていることを書けない空間になってしまいました。人は関係値をもとに相手の発言を受け取りますが、簡単に繋がれるSNSの場ではその関係値があいまいな場合が多く、思いもよらないところから批判を受けたりします。しかもそれはコメント欄にはあらわれない場合があります。

 

僕のように周りの目を気にする人間にとっては、自分が思ったことをSNSで公開するのはかなり勇気のいることで、とてもシラフじゃやってられません。意図したことに的外れなコメントを残され、そんなアホと友達だと思われるのもやってられません。

 

だったら初めから書かなければいいという話になるところですが、エゴの塊の僕には受け入れられる意見ではありません。頭の整理のために思ったことはどこかに書き残したいですし、誰かに共感してもらって自分を認めてもらった気になりたいのです。実際にはそうでなかったとしても。

 

このブログが自分にとって今後どんな存在になっていくかはわかりませんが、急に死んじゃったとしてもどこかの誰かが読んでくれるならば、それは僕が存在した証明になるのではないでしょうか。

 

ロックスターになれず、誰かの気持ちを動かす音楽を作れなかった僕にとっては、このブログがそんな存在になるような気がします。